1.競技場
競技場は,以下のように定義される.以降,下の図における上下左右によって 方向を表す.
  • 平面上に置かれた模造紙の上とする.
  • スタート地点とスポンジの壁が与えられる.
  • 壁の場所は,スタート地点から60cm上の地点(A点)から, さらに30cm〜120cm右の地点(B点)とする.
  • 壁は,幅30cm,高さ?cm,奥行き?cmの直方体とする.
  • 壁は,次の条件を全て満たすように置いてある.
    • 壁の中心がA点とB点を結んだ直線上にある.
    • 幅30cm・高さ?cmの面と直線ABが垂直に交わる.
競技場

2.マシンの動作
上記の競技場において,マシンは次の通り動作しなければならない.

  1. スタート地点から,上向きにスタートする.
  2. 壁に左から車体が接触する.ここで,左から接触するとは, 接触時のマシンの速度について,その右方向の成分が正であることを意味する.
  3. その後,スタート地点に戻って停止する.このとき, マシンまたはPCが停止を表示すること.
3.マシン規定
作成するマシンは,以下の条件を満たさなければならない.
  • 常に20cm×20cmの正方形に収まる大きさである.
  • 電源は外部から供給し,家庭用電源(AC100V)から生成できる弱電である.
  • CPUに類する制御装置は,本体に搭載しない.
  • 制御は,EIA-232-E (RS232C) 経由でPCから行っている.
  • 制御ソフトウェアはマシンのスタート動作のみで,競技場情報などの パラメータを渡していない.
  • ペンを搭載し,軌跡を競技場上に記録することができる. なお,ペンの位置をマシンの位置として使用する.
4.評価方法
ひとつの競技場において,各チームが1回ずつマシンを動作させることを セットと定義する.今回は,1セットで勝ち点を最大2点得ることができ, 5セット行った合計点が多いチームを勝ちとする.

各セットにおいて,次のように勝ち点を与える.

  • 両チームが失格の場合,両チームとも勝ち点は与えない.
  • 一方のチームが失格でなく,かつ,もう一方のチームが失格の場合, 失格でないチームに勝ち点2を与える.
  • 両チームとも失格でない場合,
    • 停止地点とスタート地点の距離が短いチームに勝ち点1を与える. ただし,その距離の違いが1mm未満の場合,引き分けとみなし勝ち点は与えない.
    • スタートから停止までの時間が短いチームに勝ち点1を与える. ただし,その時間の違いが1秒未満の場合,引き分けとみなし勝ち点は与えない.
ここで,失格とは,次の条件の1つ以上を満たした場合を意味する.
  • 壁を5cm以上動かした.
  • 5分以内に停止しなかった.
  • 壁に左から触れずに停止した.この接触判定は,2人の審判団が行う.
  • スタート地点の半径10cm以内で停止しなかった.
5.その他
予算は1万円以内とする.ただし,増澤研内に落ちている部品は自由に利用してよい.