目次
概要
フィールド上のマーカをヒントに、領域を判定
主な評価尺度
- 判定した領域の広さの誤差
- 判定するまでに移動したマスの数
フィールド規定
5マス×8マスで構成
- スタート地点:左下のマスから
- スタート時のマシンの向きは自由
- 領域の範囲は0~15
フィールド上には領域のヒントとなるマーカが存在
- マス内に黒い線で描かれている
- マーカの数は1個~4個
- マーカ(上下左右)の方向が領域であることを示し、同じ方向のマーカは高々1つしか登場しない
- マーカは同じマスに重複して描かれていることもある
- あるマーカが指定する領域の反対側にはマーカは無い
マス規定
マスの大きさは各15cm×15cm
線の太さは各2cm
車体の規定
常に15cm×15cの正方形に収まる大きさ
車体の位置を定義する代表点を設定
- 点の直径は10mm以下とする
- 車体のいるマスの判定に利用する
- 点の位置を容易に目で追えるようにすること
スタート・終了規定
スタート地点から動作開始
- スタート地点は左下のマス
- 車体の向きは自由に設定可能
- スタート地点への設置は速やかに行うこと
- スタート動作は審判が行う(電源を入れてボタンを1回押す)
終了は完全に止まってから答えを出力
- 出力の後、動いてはいけない
求めた領域の面積分の回数だけ音を鳴らす
- 走行中に出力するのは禁止、必ず完全に止まってから出力すること
- (例)求めた面積6→止まってから6回音を鳴らす
失格規定
以下の条件を1つでも満たせば失格である
- 走行中に人が手を触れた
- 代表点がフィールドの外へ出た
- 答えの音を出した後に車体が動いた
- 4分以内に答えの出力をしなかった
評価方法
フィールドは5種類
- 各チームが順番に走行
得点計算(フィールドごとに算出)
- 答えが正解に近いほど高得点
- ぴったり:50点、±1マス:40点、±2マス:30点>
- ±3マス:20点、±4マス:10点、±5マス以上:0点
- 20マス以上移動したマスの数×1点を減点
- 計算例:正解が10で、32マス進み、12と答えた=18点
各フィールドごとに順位を決定
- 1位は勝ち点2、2位は勝ち点1を獲得
- 失格すれば勝ち点0
- 点数が0点なら勝ち点0
- 同点のときは出力までの時間が短い方が勝ち
最終的に勝ち点の合計で順位を決定
- 同点の場合は1位が多いチームの勝ち
- まだ同じなら、各フィールドの得点合計の高い方が勝ち
- まだ同じなら、出力までの時間の合計が短い方が勝ち
- 失格が含まれる場合は4分かかったものとして計算